感応(かんのう)

眞華院事務局

2008年04月02日 00:00

「感應」(かんのう)と言う言葉は佛教の用語です。神佛と修行者との精神的交通をいう。修行者が祈る信念力(信じて念じるちから)を感といい、その信力に應じて神佛の加護力(まもるちから)の現れるのを應という。これをまた感應道交(かんのうどうきょう)するという。たとえば大きな太鼓を強く打つと強い音になって返ってくるし、弱く打つと小さい音で返ってくる様なものです。人によっては、「感應」により神佛の姿を見たり、音を聞いたりすることもある。なお陰陽の両電気が相通じるような微妙な宗教的作用である。

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