住職のある日の一日レポート
1、 5時半ころ起床
おはようございます、まず洗顔のあとお湯を沸かします。
それから法衣に着替えて本堂を開け、お供えのお水お茶の準備をし順々にお供えしていきます。
本堂内が済むと外のお堂に行ってお水換えをして、全てのお水換えを終わったところで、佛祖三宝様(御佛、日蓮上人、ご守護神)に灯りと線香を差し上げます。
これでお勤めの準備が整いました。
2、 朝のお勤め ご法味(ほうみ)言上(挨拶とお経のご飯)を差し上げます
金丸(かなまる)を三打鳴らします。
勧 請
(佛祖三宝、ご守護の諸天善神この場所に来て下さいと願う )
↓
開経げ
(これからお経をあげます)
↓
読 経
コンコンと木柾(もくしょう)をたたき
・・・以下コンコン 読経・・・
祈りと感謝をします。
↓
安らかにあることを願う。(供養)
・・・
このように本堂で1時間! お寺の境内で1時間!!
朝のご挨拶に毎日2時間以上かかります。
だから朝は早く起きないと間に合わないのです。
3、 よって8時ころやっと朝ごはんとなります
朝ご飯はしっかり食べます。
4、 午前中は祈願にみえた方がいらっしゃいました
ゴーン、ゴーン、ゴーン
佛祖三宝、鬼子母神様来てください。(勧請)
↓
修法 加持祈祷をします。
↓
お願い事を祈ります。
↓
佛祖三宝、守護神様と一つにつながるよう祈ります。(感応)
気合いを入れてお祈りします。
どうぞ祈りを聞き入れてあげて下さい。
こうありたいと祈ることは悪いことではありません。良い意味での欲は人を成長させます。祈祷は素直な心が通じるのです。私も我が事のように心から祈ります。
5、 午後は法事のためにの塔婆書きをしました
心を落ち着かせて施主が志す霊位の成仏を願いながら書きます。
塔婆には大きい塔婆と30cmほどのちいさい塔婆があります。
大きい塔婆
大きい塔婆とは5尺塔婆のことです。
塔婆供養料は 2,500円にて行っております。
ちいさい塔婆
ちいさい塔婆とは経木塔婆のことです。
塔婆供養料は 1,000円にて行っております。
6、 午後3時ごろからご相談がありました
訪れた方の相談を九識霊断法(佛祖三宝より霊示を仰ぐ、占いではない)による アドバイスを行います。
通常1時間のところ、話し込むためいつも2時間近くになることもしばしば。
住職の七つ道具
道具は左から、撰経、木剣、法具、法華経、数珠 等
7、 夕方は草むしりや植木の水やり等をして頭をクールダウンします
結構大変なんです・・・。木の枝の狭い処をくぐったり腰が痛くなります。
でも黙々とやってると、いろんなアイデアが浮かんでくるんですよ。
8、 夜は事務作業してますね
一日の終わりにメールチェックしたり、帳簿の整理や諸会合の資料を作ったりします。お問い合わせをいただいた場合、夜にお返事を書くことが多いかもしれません。
>> ご相談、お問い合わせはこちらへどうぞ
9、 健康の秘訣、水を飲んでから眠ります
日課のお水を飲んで寝ます。
一日を思い返し、反省と感謝をしながら、あ~今日も一日終わった。
お酒じゃないって!(笑) でもたまにはありますネ。 (笑)
お水で酔っぱらい?お休みなさい。